第64回本因坊秀策囲碁まつり・第3回女流秀策杯

2014年1月25・26日

 

2014年1月25・26日、全国の女流アマチュア棋士を対象とした女流クラス別競技大会と、女流プロ棋士8名と女流アマチュア8名によるトーナメント戦「女流秀策杯」などの女流囲碁まつりを開催しました。

25日(土)

 

指導碁

石井邦生九段(日本棋院)をはじめ、女流秀策杯で2連覇を果たしている万波奈穂三段(日本棋院)ら9人のプロ棋士が、参加した囲碁愛好家に指導しました。

小西和子八段

小西和子八段

田口美星初段

田口美星初段

榊原史子六段

榊原史子六段

石井邦生九段

石井邦生九段

長島梢恵二段

長島梢恵二段

種村小百合二段

種村小百合二段

藤沢里菜二段

藤沢里菜二段

万波奈穂三段

万波奈穂三段

佃亜紀子五段

佃亜紀子五段

27日(日)

 

女流秀策杯トーナメント

 
女流秀策杯は、女流プロ棋士8人と、前日の予選を勝ち抜いた女流アマ8人によるトーナメント戦で、盤上で熱戦を繰り広げました。
 
栗原中学校1年生の福島あきらさんや尾道商業高校出身の橋本朱莉さんらがプロと対局しましたが、アマチュア棋士は、おしくも1回戦で全員敗れました。

 

決勝戦

 

決勝戦は、大会2連覇中の万波奈穂三段を破って勝ち上がった、15歳の藤沢里菜二段(日本棋院)と、小西和子八段(関西棋院)の対局となりました。盤面解説は、6冠を保持する井山裕太九段の師匠である石井邦生氏が務め、軽妙な説明で場を盛り上げました。

 
序盤は小西八段が優位に対局を進めましたが、最後は藤沢さんが中押し勝ちで、優勝を手にしました。
 

 

決勝戦のダイジェスト動画です。
 

優勝した藤沢里菜二段(日本棋院)には、優勝カップと賞金50万円が贈られました。藤沢二段は、故藤沢秀行名誉棋聖の孫で、公式戦ではありませんが、プロになって始めてのタイトルとなりました。

 

 

表彰式の動画です。
 

女流秀策杯の結果は次の通りです。

 
女流秀策杯結果

クラス別競技会

 
全国から49人が出場。対局会場は熱気に包まれました。(尾道市内からは21人が出場)
AからDの4クラスとも白熱した戦いが行なわれ、勝利数などから優勝者を決めました。
 

成績は次の通りです。

Aクラス戦
【優勝】天方淑子

(広島県安芸郡海田町)

【二位】木原淳子

(広島県広島市)

【三位】宮田史子

(広島県広島市)

【ブービー賞】宇都宮多津子

(大阪府大阪市)

参加人数 5人

Bクラス戦
【優勝】中村智恵子

(広島県福山市)

【二位】畠瞳

(広島県広島市)

【三位】清水文子

(大阪府東大阪市)

【3勝賞】海老原良子(岡山県倉敷市)

【3勝賞】岡野順子(広島県尾道市)

【3勝賞】住田順子(大阪府高石市)

【ブービー賞】古賀佳子(広島県尾道市)

【ブービー賞】澤原貞子(広島県広島市)

【おもてなし賞】岩松信子(広島県尾道市)

参加人数 14人

Cクラス戦
【優勝】勝田智葉

(広島県広島市)

【二位】田中雅子

(広島県三原市)

【三位】渡辺典子

(広島県三原市)

【3勝賞】毛利秀子(広島県尾道市)

【3勝賞】寄井艶子(広島県尾道市)

【ブービー賞】打明和枝(広島県尾道市)

【おもてなし賞】山本みき(広島県尾道市)

参加人数 16人

Dクラス戦
【優勝】塩見容子

(広島県尾道市)

【二位】舟橋典子

(広島県尾道市)

【三位】半田綾

(広島県尾道市)

【3勝賞】積山もう(広島県広島市)

【3勝賞】岩崎マスエ(広島県尾道市)

【ブービー賞】大橋衣美里(岡山県岡山市)

【おもてなし賞】坂口百合子(岡山県岡山市)

参加人数 14人

第64回本因坊秀策囲碁まつり第3回女流棋士杯の告知ページは こちらから

本因坊秀策囲碁記念館

本因坊秀策生誕の地「尾道市・因島外浦」の囲碁記念館。秀策ゆかりの品の展示、生家を再現公開しています。[ 詳細は公式サイトへ LinkIcon ]