第82回本因坊秀策囲碁まつり
プロ棋士8人とアマ棋士8人のトーナメント戦「本因坊秀策杯」をはじめ、全国からアマチュア囲碁愛好家が参加する「クラス別競技大会」や、プロ棋士による「指導碁」などを行ないました。
本因坊秀策杯予選会
本因坊秀策杯の本戦に出場するアマチュア棋士8人を決める予選会を開催しました。今回は定員を超える64人のアマチュア棋士が参加し、韓国や中国籍の参加者も集まるなど、国際色豊かな大会となりました。
8月2日(日)
本因坊秀策杯(プロアマ戦)
本因坊秀策杯は、プロ棋士8人とアマチュア棋士8人が出場するトーナメント戦です。今大会では、初戦(1回戦)からアマチュア3人がプロ棋士を破る波乱の展開となり、盤上で熱戦が繰り広げられました。
昨年のクラス別競技大会「尾道棋聖戦A」で優勝した韓国・仁川市の金到協さんが3回戦まで勝ち進んだほか、3年前にアマチュアとして初めて本因坊秀策杯を制した東京都八王子市の李章元さんや、大阪市の佐藤洸矢さんも2回戦に進出するなど、アマチュア勢の健闘が光りました。
特に、過去に優勝経験を持つ李さんは、プロと同等となる6目半のコミ(ハンデ)で関九段に挑み、わずか半目差まで追い詰める大接戦を展開しました。
なお、今大会に出場したアマチュア選手8人は以下の通りです。
佐田七段が語る勝因と意気込み 「地の利と後輩の活躍が力に」
佐田篤史七段は「自分はプロ棋士の中で尾道に一番近い岡山市出身ということもあり、幼い頃から家族と尾道や因島、しまなみ海道を訪れる機会がありました。『地の利』に恵まれたことが幸運でした」とゆかりの地での対局を振り返りました。
また、対局内容について「準決勝、決勝と難しい碁ではありましたが、同じ関西棋院の後輩棋士が直近の秀策杯で優勝していたので、自分も頑張らなければいけないと気合を入れて乗り切ることができました」とコメント。土地勘と後輩の活躍が大きな刺激になったことを明かしました。
本因坊秀策杯 結果
本因坊秀策杯の結果は次の通りです。
決勝戦動画
決勝戦の模様を動画でご覧になれます。(2時間2分)
クラス別競技会
全国から159人が出場し、7クラスの階級別に分かれて白熱した戦いが繰り広げられました。勝利数などをもとに優勝者を決定。地元広島県をはじめ、千葉県、東京都、埼玉県、佐賀県、滋賀県、奈良県、大阪府、兵庫県、高知県、鳥取県、愛媛県、岡山県など、各地から幅広い年齢層の参加がありました。
成績は次の通りです。
| 尾道碁聖戦A (29人) |
【二位】玉置 節丸(東京都西多摩郡) 【三位】佐藤壮太郎(東京都豊島区) |
|---|---|
| 尾道碁聖戦B (30人) |
【優勝】湯浅 英之(東京都中野区) 【二位】徳弘 晴彦(奈良県生駒市) 【三位】森山 伸二(島根県出雲市) |
| 4段戦 (26人) |
【優勝】上村 慧(広島県尾道市) 【二位】佐藤 修一(岡山県玉野市) 【三位】桑原 甲成(広島県広島市) |
| 3段戦 (15人) |
【優勝】小橋 孝雄(岡山県倉敷市) 【二位】宮田 豊(岡山県倉敷市) 【三位】國本 泰行(広島県尾道市) |
| 2段戦 (18人) |
【優勝】浜本 剛(広島県広島市) 【二位】須内 恒徳(広島県福山市) 【三位】鈴木 嘉次(広島県福山市) |
| 初段戦 (17人) |
【優勝】西田 陽翔(広島県広島市) 【二位】金子 功(広島県尾道市) 【三位】浜本 智子(広島県広島市) |
| 級位戦 (24人) |
【優勝】戸田 弥雲(広島県尾道市) 【二位】手塚 智美(佐賀県佐賀市) 【三位】髙村 藍瑠(広島県尾道市) |