第50期棋聖戦第2局「尾道対局」

主催・読売新聞社、日本棋院、関西棋院 / 特別協賛・サントリーホールディングス / 主管・尾道市、尾道市囲碁のまちづくり推進協議会

 

 尾道市合併20周年を記念し、旧因島市から市の技「市技(しぎ)」として引き継いだ囲碁の国内最高峰のタイトル戦「棋聖戦」挑戦手合七番勝負の第2局が「Ryokan尾道西山」にて行われました 。本市では2015年2月以来およそ11年ぶりの開催です。第50期という記念すべき今大会は、世界一の称号を持つ一力遼棋聖に、若き天才・芝野虎丸十段が挑む注目の一戦となりました 。


棋聖
いちりき りょう

名人・王座・天元・本因坊・阿含桐山杯・応氏杯

 
「世界を制した日本囲碁界の絶対王者。棋聖位5連覇を目指す。」

 1997年6月10日生。宮城県出身。宋光復九段門下。2010年夏季入段(2011年度採用)。2012年二段、2013年三段、2014年四段、同年七段、2017年八段、2020年九段。日本棋院東京本院所属

挑戦者
しばの とらまる
十段

 

「最年少記録を塗り替えてきた天才。初の棋聖位獲得に挑む。」
 

 1999年11月9日生。神奈川県出身。芝野龍之介三段は実兄。2014年夏季入段(2015年度採用)。2015年二段、2016年三段、2017年七段、2019年八段、同年九段。日本棋院東京本院所属。

対局結果:芝野十段が執念の半目勝ち

 1月30日・31日の2日間にわたる両者一歩も引かない大熱戦の結果、芝野虎丸十段が277手完、白番半目勝ちを収めました 。(終局時刻:1月31日 午後6時12分)

 
初手を打つ一力棋聖(写真:読売新聞社提供)

対局の模様はライブ配信されました。YouTube「日本棋院囲碁チャンネル」からご覧になれます。

 
1日目(1月30日)

1時間10分あたりから解説がはじまります。

ゲスト棋士: 山田規三生九段大森らん二段奥田あや五段牛栄子四段佐田篤史七段福島あきらアマ

2日目(1月31日)

0時間36分あたりから解説がはじまります。

ゲスト棋士 : 大橋成哉八段大森らん二段佐田篤史七段牛栄子四段

解説棋士

山本賢太郎六段(日本棋院)

棋聖戦関連イベント

対局期間中には、市民の皆様や囲碁ファンの皆様に向けた様々な関連イベントが開催されました。

前夜祭(1月29日)

対局に先立ち29日に行われた前夜祭では、62名の参加者を前に両対局者が意気込みを語りました。

 

一力遼棋聖: 尾道市因島外浦町出身の天才棋士・本因坊秀策に触れ、「囲碁熱が高い地で対局できてうれしい。精いっぱい頑張る」と挨拶。

 

芝野虎丸十段: 本因坊秀策の幼名「虎次郎」と自身のあだ名「虎ちゃん」を重ね、「深い縁を感じる。集中したい」と決意を述べました。

尾道市内の囲碁教室に通う児童から両棋士に花束と対局記念品の「おのみちGOトートバッグ」が贈呈されました。

花束贈呈
おのみちGOトートバック贈呈
尾道市議会議長の音頭で乾杯

山田規三生九段佐田篤史七段山本賢太郎六段安田明夏初段によるトークライブが行われました。

大盤解説会(1月31日)

約120名が来場。清成哲也九段の解説、奥田あや五段と尾道市出身アマの福島あきらさんの聞き手により、最高峰の攻防が分かりやすく伝えられました。

 
山田九段、佐田七段、牛四段も開設会場にかけつけました。

終局後には、大盤解説会場に両棋士が登壇し、対局を振り返って感想を述べました。
(↓↓↓動画で様子をご覧になれます。6分11秒↓↓↓)

 

大盤解説会では「次の一手クイズ」も行われ、正解者にはサイン色紙が贈られました。

一力遼棋聖
芝野虎丸十段
山田規三生九段
清成哲也九段
佐田篤史七段
山本賢太郎六段
奥田あや五段
鳥井裕太四段
牛栄子四段
大森らん二段
安田明夏初段

指導碁(1月31日・2月1日)

2日間で計51名のファンが参加。山田規三生九段をはじめとする豪華棋士陣から直接指導を受ける貴重な機会となりました。

山田規三生九段(日本棋院)
清成哲也九段(関西棋院)
佐田篤史七段(関西棋院)
奥田あや五段(日本棋院)
鳥井裕太四段(日本棋院)
牛栄子四段(日本棋院)
大森らん二段(日本棋院)

子ども囲碁大会(2月1日)

次世代を担う39名の小中高生が参加。静かな熱気の中、真剣な表情で盤に向き合いました。運営には因島高等学校囲碁部の宮地虎太郎さんがボランティアとして参加。対局相手を務めるなど円滑な進行を支えました。

対戦結果

19路の部A組(参加者10名)

  • 優 勝 上村  慧(3段)尾道市  尾道みなと中学校1年
  • 準優勝 土平 祐斗(5段)岡山市  妹尾小学校2年
  • 三 位 神野 友汰(5段)新居浜市 中萩小学校6年
 

19路の部B組(参加者17名)

  • 優 勝 吉村英一郎(6級)東広島市 修道中学校2年
  • 準優勝 上村  趣(6級)尾道市  尾道北高等学校1年
  • 三 位 櫨木  惇(10級)広島市  広島大学附属東雲小学校5年
 

13路の部(参加者5名)

  • 優 勝 髙村 藍瑠(24級)尾道市  尾道みなと小学校4年
  • 準優勝 佐藤 勇斗(17級)尾道市  三成小学校3年
  • 三 位 村上 恵一(30級)広島市  広島大学附属小学校2年
 

9路の部(参加者7名)

  • 優 勝 山神日奈大(30級)尾道市  尾道みなと小学校2年
  • 準優勝 財間 一樺(20級)尾道市  因島南小学校2年
  • 三 位 前杢  薫(7級)尾道市  向島中央小学校3年
第11回棋聖戦第2局「尾道対局」の告知ページは こちらから

「Ryokan尾道西山」について

 2023年4月オープン。同じ地で1943年に開業し、長い間尾道の迎賓館として愛されてきた「西山別館」の建具等を受け継ぎ、新しくも尾道の歴史文化を感じられる宿。
 独自の個性と魅力を持った特別な滞在ができる宿泊施設として、ミシュランガイドにおいて2年連続で「1ミシュランキー」に選出されました。
 
尾道市山波町678-1
[ 詳細は公式サイトへ LinkIcon ]