第56回本因坊秀策囲碁まつり
2008年7月19・20日 / 因島市民会館・芸予文化情報センター
坂井秀至七段に栄冠 全国440人が参加
第56回本因坊秀策囲碁まつりは19・20日、因島市民会館などで行われ全国から440人が参加した。本因坊秀策杯は、坂井秀至七段（関西棋院）が優勝した。
一回戦 岩井竜一（岡山県）24目中野寛也九段（日本棋院）▽熊ホウ六段（日本棋院）中押し本原清博（岡山県）▽新垣朱武八段（関西棋院）7目湯浅英之（東京）▽田中伸拓（滋賀県）持碁大垣雄作九段（日本棋院）坂井秀至七段（関西棋院）中押し三田村譲（大阪）▽小西和子八段（関西棋院）中押し槙稔仭（尾道市）▽堀本満成初段（日本棋院）中押し日高雅博（埼玉県）▽石井新蔵九段（関西棋院）中押し峯松昌彦（尾道市）。
二回戦 熊中押し岩井▽田中中押し新垣▽坂井中押し小西▽堀本半目石井。
三回戦 田中6目熊▽坂井11目半堀本。
決勝 坂井中押し田中。
クラス別優勝 6段以上戦＝林昌幸（岡山）▽5段戦＝榊原広司（御調）▽4段戦＝中西敏行（岡山）▽3段戦＝村上泰義（因島）▽2段戦＝財間一誌（因島）▽初段戦＝杉野原克利（向島）▽級位戦＝作田弘（福山）。
（
せとうちタイムズ2008年07月26日号より転載）
こぼれ話
囲碁の島・因島が御縁 元アマ本因坊田中伸拓さんと徳永紗月アマ6段
因島が生んだ後世「碁聖」と仰がれる本因坊秀策の取り持つ縁でビッグな新婚カップルが誕生した。19・20の両日、因島で開催された回目の囲碁まつりの席上、百万円の賞金がかかるプロ・アマ戦の大盤解説でアイドル的存在のアマ6段、徳永紗月さん（30）が結婚、田中の姓になっていた。
お相手は東大卒の会社員で元アマ本因坊田中伸拓さん（30）（滋賀県野洲市）。なりそめは因島の秀策杯出場参加が取り持つ縁だと告白。駆けつけた平谷祐宏尾道市長から花束を贈られるやら全国の大会参加者から祝福され、この大会のプロ・アマ戦で決勝に進出した新郎の解説を新婦が担当するおまけがついた。
