第77回本因坊秀策囲碁まつり
プロ棋士8人とアマ棋士8人のトーナメント戦「本因坊秀策杯」をはじめ、全国からアマチュア囲碁愛好家が参加する「クラス別競技大会」や、プロ棋士による「指導碁」などを行ないました。
決勝戦 大会初のアマチュア優勝
公開対局の決勝戦は、安達利昌七段(日本棋院)とプロ棋士3人を打ち破ったアマチュアの李章元(り・しょうげん)さん(東京都江東区)の対局となり、李さんが安達七段を4目勝で破り初優勝の栄冠をかちとりました。
2002年(平成14年)の第1回大会以来、24回続けて行われてきた本因坊秀策杯において史上初のアマチュア優勝となりました。
◎第1回の優勝者は今回大判解説をされた山田規三生九段(当時八段)です。
李さんには平谷裕宏推進協会長(尾道市長)から賞状と優勝カップが手渡され、賞金100万円が贈られました。
本因坊秀策杯 結果
本因坊秀策杯の結果は次の通りです。
クラス別競技会
全国から130人が出場。8クラスの階級別にわかれ、白熱した戦いが行なわれました。勝利数などから優勝者を決めました。あいにくの雨の大会にもかかわらず、多方面から幅広い年齢層の参加がありました。
成績は次の通りです。
尾道碁聖線A (16人) |
【優勝】湯浅 英之(東京都中野区)
【二位】伊瀬 英介(東京都渋谷区) 【三位】福岡 健二(広島県三原市) |
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尾道碁聖線B (14人) |
【優勝】喜多 宏(岐阜県高山市) 【二位】峯松 昌彦(神奈川県横浜市) 【三位】石田 繁行(東京都国立市) |
5段戦 (13人) |
【優勝】安部 弘和(岡山県井原市) 【二位】藤岡 渉(愛媛県西条市) 【三位】古川 秀文(広島県三原市) |
4段 (12人) |
【優勝】熊佐寿一郎(広島県尾道市) 【二位】塩浜玄二郎(広島県三原市) 【三位】高田 正敏(愛媛県西条市) |
3段 (19人) |
【優勝】川西 栄(広島県東広島市) 【二位】島田 昌広(広島県尾道市) 【三位】家村 浩二(広島県福山市) |
2段戦 (13人) |
【優勝】大平 師由(広島県福山市) 【二位】河裾 信也(広島県福山市) 【三位】中村 克明(広島県尾道市) |
初段戦 (13人) |
【優勝】山﨑 山重(高知県高知市)
【二位】山本百々華(広島県廿日市市) 【三位】吉原 康行(広島県尾道市) |
級位戦 (14人) |
【優勝】神野 友汰(愛媛県新居浜市) 【二位】石丸 孝雄(愛媛県今治市) 【三位】武田 佳子(岡山県井原市) |