第80回本因坊秀策囲碁まつり
「第11回女流秀策杯」
子ども囲碁教室(13名)
17日(日)
女流秀策杯トーナメント(16名)
女流秀策杯は、女流プロ棋士8名と、女流アマ8名によるトーナメント戦で、盤上で熱戦を繰り広げました。
今回の女流秀策杯には、高山もも代さん(母)、高山涼花さん(姉)、高山希々花初段(妹)の親子3人がそろって出場、高山希々花初段は決勝戦に進出、大会を盛り上げました。
また、宮城県柴田郡柴田町から参加した中国出身のアマチュア棋士3名も注目を集めました。中でも留学生の王心怡さんは、3名のプロ棋士を破り、決勝進出という快挙を達成しました。
アマチュア出場者は以下の8名です。
決勝戦 - 高山希々花初段が初優勝
公開対局の決勝戦は、中学2年生の高山希々花初段(日本棋院)と、プロ棋士3名を打ち破った中国出身の留学生でアマチュア6段の王心怡(おう・しんい)さん(宮城県柴田郡柴田町)の対局となり、高山初段が王さんを18目勝ちで破り、女流秀策杯初出場で初優勝の栄冠をかちとりました。高山初段は大会史上最年少の優勝者となりました。
高山初段には平谷裕宏弘実行委員長から賞状と優勝カップが手渡され、特別協賛の広島県信用組合様から賞金50万円が贈られました。
高山初段は、『4局(1回戦~決勝戦までの4局)とも難しい碁が多くて形勢が悪い碁もあったんですけど、運よく全部勝てて良かったです。これからも頑張ります。お母さんの敵が取れて良かったです。(高山初段の母・高山もも代さんも本大会にアマチュアで出場。1回戦で三島響初段に中押で敗退したので)』と笑顔でコメントしました。
決勝戦動画
決勝戦の模様を動画でご覧になれます。(1時間11分7秒)
成績は次の通りです。
5段以上戦 (18名) |
【優勝】森広 翔治(広島県三原市) 【二位】森広 翔治(広島県三原市) 【三位】宇都野一孝(広島県尾道市) |
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4段 (20名) |
【優勝】桑原 甲成(広島県広島市) 【二位】塩浜玄二郎(広島県三原市) 【三位】峠智 城(広島県福山市) |
3段 (28名) |
【優勝】川西 栄(広島県東広島市) 【二位】池田 善政(広島県福山市) 【三位】神野 友汰(愛媛県新居浜市) |
2段戦・初段戦 (25名) |
【優勝】山﨑 山重(高知県高知市) 【二位】石丸 侑花(愛媛県今治市) 【三位】松原 全恵(広島県尾道市) |
級位戦 (28名) |
【優勝】西田 陽翔(広島県広島市) 【二位】平岡 彩(東京都世田谷区) 【三位】戸田 旭飛(広島県尾道市) |